GoogleスプレッドシートでSearchConsoleの上限1000件を超えて全てのデータを取得するための方法


SearchConsoleではデータは上限1000件までしか見れない

皆さんはSearchConsoleを使っていますか。
SearchConsoleというのはGoogleのサービスで、自分のホームページがどれくらい検索されているかとか、どの順位にいるのかとかが細かくわかるツールです。
ホームページの集客、SEOにおいてSearchConsoleは非常に重要なんだけれど、過去にもいくつか記事を書いているので見てみてください。
誰でもできる!SearchConsoleを使ってSEOとコンバージョンを上げる方法。 | 大阪のホームページ制作会社YCOM
これだけはやっておこう!SearchConsoleのお宝データを逃さないで。 | 大阪のホームページ制作会社YCOM
アクセス解析をより強力に!GoogleAnalyticsとSearchConsoleを連携する方法。 | 大阪のホームページ制作会社YCOM

弊社でもお客さんのホームページの運営で検索順位やアクセスを上げるのにSearchConsoleをめちゃくちゃ利用して分析していますが、このSearchConsoleの画面で閲覧できる情報は実は1000件までなんです。
例えば、弊社のページだとこんな感じで1000件まで表示されてるんですが、掲載順位で並べ替えて1番下を見てみるとこのように54位ということです。
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実際、検索されているキーワードが54位までということはありえなく、当然81位とか121位とかの検索順位のものも存在しているはずで、ここで上限の1000件に到達してしまっているのがわかります。
このクエリのデータは、検索順位とその表示回数の関連性を分析することで、今後のどういったコンテンツを作るべきかなどがわかったりするので非常に重要なんですが、このようにすべて表示できていないとなると十分に活用できないことになります。
弊社の場合は、検索されてるクエリは3万件以上あって、そのうちたった1000件しか表示されていない、つまりSearchConsoleでは30分の1のデータしか見れてないということになります。
通知があるわけではないので、意外と知らない間に上限数を超えてる人って多いかもしれませんね。

今回は全てのデータを見る方法を紹介します。

GoogleスプレッドシートとSearch Analytics for Sheetsを組み合わせて全件取得

データを 1000件以上見る方法はいくつかあるんですが、今回は非プログラマーでも使えるようにもっとも簡単な方法を紹介します。
Googleのスプレッドシートと、Google Chromeのアドオン「Search Analytics for Sheets」を使ってデータを取得してみたいと思います。

Googleのスプレッドシートとは、Googleが出している表計算ツールでExcelのようなものですね。
Googleスプレッドシート
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自分は表計算はほとんどExcelでするんですが、Googleのスプレッドシートの良い所はGoogle系データがアドオンを通して取得できるところですね。
データを直接取得できるので、それを分析、解析して見やすいように表示することで簡単にお客さんへのレポートも作ることができます。
もちろん、そんなGoogleのスプレッドシートで、SearchConsoleのデータも取得できます。

「Search Analytics for Sheets」アドオンをインストール

まずは「Search Analytics for Sheets」というGoogleChromeのアドオンを入れましょう。
Search Analytics for Sheets

「インストール」のボタンを押してインストールを進めましょう。
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このような表示がされますが、左下の「詳細」をクリックしてそのまま「Search Analytics for Google Sheets(安全ではないページ)に移動」をクリックして進みます。
※多くの信頼できるサイトでもこのアドオンは紹介されているので問題はないでしょう
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Googleスプレッドシートで「Search Analytics for Sheets」アドオンを開く

次に、Googleのスプレッドシートを開きましょう。
画面上部の「アドオン」というメニューを開いて「Search Analytics for Sheets」を選びます。
さらにその下の「Open Sidebar」をクリックします。

すると、画面の右側にこのような設定画面が現れます。
ここに必要な事項を入力して青いボタン「Request Data」で情報を取得します。
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設定内容は次のような感じなので必要な箇所を設定して試してみましょう。
「Rows returned」という項目に「Everything」という項目があって、これで全件取得できそうですね。

Verified Site:データを取得したいサイト
Date Range:データを取得する期間(最大90日)
Search Type:検索タイプ「ウェブ」「画像」「動画」から選択
Group By:取得するデータのグループ。「日付」「クエリ」「ページ」「国」「デバイス」から選択(複数選択可)。
Filter By:データのフィルタリング条件
Aggregation Type:データのまとめ方
Rows Returned:取得するデータの数
Results Sheet:データを表示させるシート

実際に取得してみるとこんな感じで、3万件以上のデータが取れているのが分かります。
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データが多かったり、グループやフィルタリングの設定によっては時間がすこしかかることもありますが、ボタンを押したら取得できるまで少し待ってみましょう。
データを取得できれば、あとはスプレッドシート上で作ってもいいし、Excelなどで触りたい場合はCSVなどに書き出して好きなように分析してみましょう。

3万件の掲載順位を分析してみた。

SearchConsoleのデータを使って色々と分析していますが、例えば掲載順位をヒストグラムからするとこんな感じです。
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Googleのデータのとり方の問題かもしれませんが、100位を超えるとぐっと検索表示数が下がってますね。
100位以降はほんとちらほら・・・
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こんな感じで視覚的に見るとまた面白いですね。
以前少し書きましたが、個人的には掲載順位と検索回数の相関の散布図は有益な情報を教えてくれますよ。
解析の大切さ。アクセスが増えるキーワードを調べて費用を抑えて成果を出す! | 大阪のホームページ制作会社YCOM

データはこのように簡単に取れますですか、これをどう分析して改善に結びつけるのかというのが非常に大切ですね。
データをいろいろな角度で見てみて、改善点を見つけてみましょう。