コンバージョンごとの行動分析のためにフォームは役割ごとに分けよう


データはなんでもそうですが、そのままではわかることは少なくて、
ある基準で分類することで大切な情報が出てきたりします。
アクセス解析で大事なのはフィルタリングやセグメントで隠れた情報を見つけること。

アクセス解析を見ても何もわからないというのはこういうことができていない人で、
バシバシと課題を見つけることができるのは、いろいろな切り口でデータを見ることができる人です。

Analyticsで用意されているデータはどんなサイトでも使える汎用的なものです。
自社サイトにとって有益な情報は、データの取得の段階で工夫しないといけません。
そんな中で、問い合わせフォームについて大切なことを書きたいと思います。

問い合わせフォームはいくつ用意している?

あなたのホームページの問い合わせフォームはいくつありますか?
たいていの人は1つしか用意していないと思います。
その1つのフォームで、求人の申し込み、商品やサービスの問い合わせ、資料請求、営業メールなどを兼任しているでしょう。
何のメールかがわかるように問い合わせ項目を選べるようにしているかもしれない。
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問い合わせは役割ごとに分けよう

問い合わせは役割ごとに分けましょう。
あなたがホームページのアクセス解析で見たいことは何でしょうか。
アクセスが増えているかとか、滞在時間がどうだとかはそんなに大事じゃなくて、
コンバージョンが増えているかが一番大事ですよね。
問い合わせだったり資料請求だったり、ホームページの運用をする上での一つのゴールとして問い合わせや資料請求があるはずです。
アクセス数が増えようが、減ろうがコンバージョン数をあげるのが目的であれば、一番初めに見るのは最終結果としてのコンバージョンです。

問い合わせメールって大事なメールよりも営業メールの方が多かったりします。
問い合わせ来たー!!と思ったら営業メールでがっくりなんてことは多いですよね。
フォームを分けずに運用していると、そういった営業メールもコンバージョンにカウントされてしまいます。

去年はコンバージョンが5件だったのが、今年は10件あるっていうのが、
純粋にサービスの問い合わせなのかどうかがわからないんです。
もちろん、問い合わせメールの内容をちゃんと管理していれば、それを集計して出せますが、
例えば解析を他の人に任せているというような会社の場合は、
アクセス解析からは10件の問い合わせとしてしか報告されません。

セグメント機能を使えば問い合わせごとの解析ができる

GoogleAnalyticsではコンバージョンごとにセグメントをすることができます。
つまり、資料請求で問い合わせがあった人と、求人の申し込みをした人、サービスへのお申し込みがあった人を分けて解析ができます。
「求人申し込みした人」はどういったデバイスでアクセスしているのか、どういったページをよく見ているのか。
「資料請求した人」はどういったデバイスでアクセスしているのか、どういったページをよく見ているのか。
これらをそれぞれ見ることができれば、ホームページの改善策も見つかりやすいでしょう。

例えば弊社の例です。
当然ですが、違う目的で分ければ行動もこのように違います。
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左側の問い合わせは、料金ページやパッケージページを読んでくれています。
右側の提携パートナー募集はリクルートページやパートナ募集ページを読んでいますね。

もし、これらを分けれていなければ、すべてごっちゃになってしまっていて、
データはとれるものの活用できないという事態になります。

コンバージョンはフォームだけではない

コンバージョンは問い合わせフォームだけではありません。
イベントトラッキングを使えば、ボタンのクリックなどもコンバージョンとして設定できます。
GoogleAnalyticsのイベントトラッキングでPDFのダウンロード数を計測するための設定方法

あなたがお客さんの行動の特徴として知りたいのは問い合わせだけとは限りません。
サービス案内のPDFを読んだとか、動画を見た人とか、スマホから電話をかけてきた人とか。
イベントトラッキングを組み合わせればいろいろな行動に対してセグメントが可能です。
どういった行動をキーに分析をするのか、絶妙なところを突くことができれば、サイトのどこを改善すべきかがパーッと見えてくると思います。

まずは問い合わせによるコンバージョンでセグメントをしてみましょう。
ゴールが違うお客さんがそれぞれどういった行動をとっているのか、
今までお客さんは1パターンであったのが、
求職者とお客さんとを分けるだけで行動がもっとクリアに見えてくるでしょう。
営業メールを省くことでノイズを減らすことができます。

まずは、問い合わせフォームが1つの人は、フォームを増やしてコンバージョンを分けるところから始めましょう。