学生時代の本を引っ張り出してきて勉強しなおしです。
意外にも学生時代の本がAmazonで評価良かったので安心して勉強できる。
このほかいくつか本を買ったので明日には会社に届くかな。
リファレンス系はページの行き来が多いので紙がいいです。
さて、今日はSEOの話。
狙ってあげるSEOのコツは、広くとらえて狭い範囲に追い込んでいくこと。
大まかな方向性を定めつつ、それをどんどん深堀していくことでお宝キーワードにたどり着きます。
SEOに限らずこのアプローチはとても大切。
何も考えずに主観でSEOをすると時間ばかりを消耗します。
なんの指標も持たずに主観で細かいテキストの変更をして前へ進まない人をたくさん見てきました。
今回はかなりSEOとして最適化を進めた段階で考えたいこと。
細かい部分だけれど大切なことを書きます。
同じ意味で違うキーワードで検索される
例えば、表記のゆれって知っていますか。
また、同義語や同意語のような同じ意味の言葉でも複数の言葉が存在するものもあります。
「本、書物」「プレイする、遊ぶ」「病気、病(やまい)」
感じで書くかひらがなで書くか、カタカナで書くか。
もし足したら正式名称と略語というのも同じ意味だけれど表記が違う。
このように同じようなことを調べようと思っていても、
ユーザーによってその検索キーワードは微妙に違ってたりします。
その微妙な違いで検索結果も違ってきます。
どれを使う?
ホームページを作っていてあるキーワードで上位表示をさせたいとしましょう。
タイトルタグやdescriptionにキーワードを入れたり、ページ内のキーワードを増やしたりといったことをします。
その際に、同じようなキーワードが存在していたらどのように判断しますか?
例えば
「制作、作成、製作、作り」
「イタリア料理、イタリアン」
「本、書籍、ブック」
例えばこれらで検索上位に上げたいとき、どの表記を使いますか?
たいていの人はなんとなくや自分がよく使う言葉でやっていると思います。
細かいことですが、どれが一番ユーザーによって使われやすいかというのを考えましょう。
例えば女性と男性では表現が違うかもしれない、
年齢によっても表現が違う、小さい子は「うんち」で大人は「うんこ」かもしれない。(なんだ、この例えは!)
女の子は「ねこ」、男は漢字で「猫」とか。
業者とお客さんでも同じことを違う表現をするかもしれない。
表記の違いでこんなに違う
実際に弊社のホームページで調べてみるとこんな感じです。
1行目と2行目の
「ホームページ作成 ソフト」
「ホームページ制作 ソフト」
表示回数が5倍も違います。
ちなみに一番右の表示順位を見ると、表示回数の少ない2番目の「ホームページ制作 ソフト」の方が高い。
つまり、より高い順位に表示されている「ホームページ制作 ソフト」よりも、
下位にある「ホームページ作成 ソフト」の方がより表示されている、つまり検索されているということで、
このキーワードの場合は、順位が低いにもかかわらずより多くの表示がされている「ホームページ作成 ソフト」のほうが潜在的なアクセス数は多いのです。
なので、この場合
「ホームページ作成/制作 ソフト」
というキーワードを狙ってコンテンツを作るとき、明らかに「ホームページ作成 ソフト」で作ったほうが有利なことがわかります。
僕らのような業界の人は「ホームページ制作」という言葉を使いますので、
何も考えなければ、
「ホームページ制作 ソフト」
こっちを使うことが多くなります。
ただ、おそらくホームページ制作ソフトを探していると思われるこのキーワード。
このキーワードで検索するのは、ホームページを作ったことが無くてなんとかソフトを使って作りたいと思っている人。
業界の人ではなくて、経験者でもなくてホームページを作る初心者だということ。
初心者の場合は確かに、
「ホームページ制作 ソフト」
とりかは
「ホームページ作成 ソフト」
な気がします。
もしかすると、
「ホームページ 作る ソフト」
みたいな感じで検索する人も多いかもしれない。
※上の結果を見れば上位には入っていませんが
最適な表記で狙いを定める
同一の意味のキーワードはある程度Googleの検索時に最適化されて、
「書籍」で検索したってちゃんと「本」というキーワードでも引っかかるようになっています。
ただ、純粋に「本」で検索した時とは検索結果は違ってきます。
ある程度の上位表示を見込めるようになれば、
それをさらに効率的に上げていくために、同じような意味の言葉の中で、どういったキーワードの表記が需要があるのかを見極められるとさらにアクセスを伸ばせます。
ある程度の上位表示を可能にしていれば、こういった表記の最適化で最後の一押しになることもあります。
周りのサイトが表記が統一されていない中、有効な表現でバシッと狙うことができればさらに上位表示も可能です。
細かいことですが、こういうことも大切にしましょう。