SEOにおけるビッグキーワードとニッチキーワード


ビッグキーワードとニッチなキーワードどちらが効果的だろうか。
当然、同じ順位であればビッグキーワードの方が勝つんだけれど、
ビッグキーワードの方が競合も多いし、結果を出すために投入する時間やお金のリソースは大きくなりますね。
ビジネスってうまくいくにはある閾値を超えないとなかなか結果が出ないもんだけれど、
ビッグキーワードで結果を出すための閾値は非常に高いです。

ニッチなキーワードであればそこそこ知識があれば簡単に(これにも程度はあるけれど)結果が出ます。
確かに、ニッチなキーワードで上位表示の結果を出したところでそこから来る人はせいぜい1ヶ月に数人程度かもしれない。
でも、選べるキーワードの数が決められているわけではないので、
ブログのように好きなだけ記事が書けるようなものでは、無限にキーワードを狙うことができます。
1ワードたった数人でも結果が出せるのであれば、複数のキーワードを狙って数を集めるのは難しくは無いですね。

ビッグキーワードは上位表示が実現できれば、一気にアクセスを増やすことができますが、
そこまで到達するのにかけないといけないリソースは大きく、そもそもそこに到達できるかどうかもわかりません。
初めは不確実な大きなキーワードを1発狙うより、こつこつと小さなキーワードでアクセスを集めるのがいいと思います。

YCOMのホームページではビッグキーワードでやっと2ページ目まで来ましたが、
それでも検索全体の割合からみると、そう大きな数字ではありません。
流入しているキーワードの中でも2番目と確かに1キーワードとしての強さはありますが、
それでもたったの3パーセント。
まだまだ残りの90%以上はニッチなキーワードの集まりです。
検索でクリックされるためには、1ページ目に来ることが最低限必要です。
そのためには上位10サイトに入らないといけないのです。
また、その中でも3位までと、4位以降では大きくアクセスが違います。
1位と2位でも何倍ものアクセス数の差がありますので、1位を狙うことは非常に重要なのです。
ビッグキーワードを狙うことはとても大切ですが、
その前に、ニッチなキーワードを少しずつつぶしていく戦略を狙うと効果的です。

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