Googleで検索すると、たまにこういう表示で検索結果が表示される。
タイトルの下にメニューらしきものが。

検索で少しでもアクセスを稼ぎたいホームページのオーナーにとっては、
ぜひともこの方法を知りたいですよね。

お客さんからも幾度となく質問されますが、
メニューが表示されるように特別なことをしているわけじゃなく、
ある条件でGoogleが表示してくれています。
メニューを表示するかどうかはもちろん、このメニューの内容や順番なども決めることはできません。

ということで、
「こんな風にメニューが表示されるように設定して欲しい」
と何度もお願いされますが、
「一緒にがんばりましょう」
というしかありません。

このメニューの名前はサイトリンクといいます。
サイトリンクについて触れられているのが、SearchConsoleの、
[検索での見え方]-[サイトリンク]
そこには、

と書かれています。

Googleですら、このように「可能性があります」とあいまいな表現しかしていません。
ただ、唯一のヒントとして、人気のあるページがサイトリンクを表示してくれるそうです。

まず、このようなサイトメニューを表示させるには、
検索表示で１位を取る必要があります。
まず、これができなければ表示させることができません。
２位じゃダメなんです！
ということで、まずは１位を目指すのですが、
どんなキーワードだっていいので、会社名で１位になっていれば可能性があります。
例えば弊社の場合だと「YCOM」と検索すると。

のように表示されます。
ちゃんとサイトメニューが表示されましたね。
じゃあ、１位だったらいいのかというとそうではなく、

このように１位を取っていても普通の表示になるサイトもあります。
一番上は広告なのでこれは除きます。
にしても、「ホームページ YCOM」でなぜこの広告が出てるのか謎・・・。

さらに、「ホームページ制作 YCOM」とすると

このようにサイトリンクが載ります。

弊社のお客さんである程度大きな規模の会社さんでは、
しっかりと表示されています。
ホームページに力を入れていないお客さんはほとんど表示されません。

検索ボリュームが影響しているのかとも思ったのですが、
「YCOM」というキーワードがそんなに検索されているとは思えないので、
おそらくサイト自体の評価でしょう。

なんとなくなんだけれど、２位を引き離して圧倒的に評価が高い場合だと思います。
つまり、そのキーワードとしてのブランドが確立した場合にサイトリンクが出る

弊社の場合、「YCOM」というブランドでは２位以下に比べて圧倒的に評価されていて、
「YCOM」といえばおそらく弊社のサイトを探している可能性が高いと判断してより詳しく表示させているのではと。
あくまで推測ですが。
また、その時に出てくる右側のマイビジネスでの表示も重要なんじゃないかと思いますが、
無くても表示されるところは表示されていますが。

右側に出てるのがマイビジネスの登録情報です。
特に店舗経営している人は忘れずに登録しておきましょう。

大手の会社などはほとんどがサイトリンクが表示されています。
「Panasonic」「トヨタ」「Sony」
これは、これらのキーワードで検索した時に、
まさにこれというサイト（つまり公式サイト）が１位に表示されています。
この時、このサイトというのはブランドとしてGoogleが評価している証拠にサイトリンクがはられているんだと思います。

なので、その　キーワード=あなたの会社　という評価をGoogleにしてもらうことが大切です。
ということは、ブランド名を含まないキーワードの検索では、サイトリンクというのは表示されにくいのではと思っています。

では、このサイトリンクに表示されているメニューはどのように選ばれているのか。
これも推測の域を出ませんが、サイト構造を通してその会社の主要なコンテンツを出しているように思います。
そのページからたどれる最短のコンテンツで重要なページが選ばれているのではと思っています。
そこにはアクセス数や滞在時間などの何らかの指標も含まれるかもしれません。
このメニューを操作する明確な方法はありませんが、
Googleに対して、ここが重要なページであるということをコンテンツを通してアピールするしかないでしょう。

ちなみに、SearchConsoleを使えば、出ているメニューからリンクを意図的に取り下げることはできます。
それで、その次に評価が高いリンクが繰り上げで出てくるかというと、それはわかりません。

サイトリンクを出したい！
そう思っている人は多いでしょう。
そのためには、そのブランド名をキーワードとした検索できちんと評価されるサイト作りを心がけないといけません。

これという方法はありませんが、
サイトを継続的に改善していくことで必ずブランドとして認知されるようになるはずです。
だって、こんな小さなわが社がサイトリンク出てるんだからね。

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