数字は比べるものがあって初めて意味を持つ。バナナの話から数字の話へ・・・。


ブログネタを探していたら、知らない間にバナナの放射線量について調べてたw。
バナナに含まれるカリウム由来の放射線量。
バナナ等価線量なんていう基準値があるんですねw

”放射線のリスクは専門的知識のない一般人には評価が難しいものだが、バナナ等価線量に換算して表示することが、リスクの程度を直感的なイメージとして伝えるのに役立つことがある。”
wikipediaより

いや、バナナの放射線量がよくわかんないから役立たないわw。
で、まじめにバナナをどれくらい食べたら被ばくの影響があるのかという質問があって、
それに対する回答がわかりやすかった。

バナナにも放射性物質が含まれていると聞きましたが、沢山食べると有害な… – Yahoo!知恵袋

バナナの放射線量じゃないですが、数値は比較して初めて意味があります。
ある基準値があって初めて、これは高い、これは安いって思うのであって、
数字そのものを聞いたところでそれが高いのか安いのかはわからないもんです。

WEBの指標も同じで、アクセスが多いとか滞在時間が短いとか、
そういったものは他のものと比較したときにわかるものであって、
その数字だけを見てなかなか多いですねぇとか言ってもあまり説得力がなくて、
他の平均的なものとか、平均じゃなくてもすごく多いものとか少ないものでもいいので、
比較対象を出すことはとっても大切です。

PPCのクリック単価も、金額だけを見て高いとか低いとかは判断できなくて、
単純に競合の金額から見てどうなのかとか、他の手段と比較してどうなのかとかが大切。
100万円のものを売るためのクリック単価と、1000円のものを売るためのクリック単価は全然違うのに、
その数字だけで考えてしまっていたら危険です。
そもそも、PPCなんかでは費用回収できない商品かもしれません。
アクセスが少ない=広告という考えで、1000円の商品でもPPCで売ろうとしている人がいたりします。
200円のクリック単価でも5人に一人くらいに買ってもらわないといけないので、相当魅力的じゃないとこの確率は無理ですよね。
LTVとかで考えているならまた別ですが。

数字を見たら、他の数値と比べる癖をつけたいですね。

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