最近は、「ネガティブSEO」なんて言葉が聞かれます。
最近というより、僕の勉強不足なんだろうけど、実際に１年以上前から
言われてますから。
自分のページを上位にするんじゃなくて、特定の別のページの検索順位
を意図的に下げようというものです。
原理的には簡単で、質の悪いサイトを特定のページに向けて貼るだけ。
Googleのペナルティを利用した攻撃的なSEOですが、これを認めてしまうとえらいことになるので、
まあ無理でしょうっていう考えでした。

まあ、でもこの「ネガティブSEO」が成功したなんていう人がいたりで、
実際のところどうなんだろうっていうSEO業界ではちょっと気になる話題ではあったんですが。
GoogleのMatt Cutts氏もの効果については否定しているし、
そもそも、そういう問題が明らかになって、
実際にに効果があるということになればGoogleの評判も落ちるので、
まずありえないと思ってます。

SEO会社の人と話してた時に、
自分のサイトの順位を上げるだけじゃなくて、
都合の悪いページは下位に下げるようにしましょう。
ってさらっと話していたのを聞いて、
それはできひんやろ！って思いましたが、
「ネガティブSEO」のことやったんかなぁ。

一応、Googleから「リンク否認ツール」っていうのが出てて、
これを使えば過去に貼った不要なリンクや、知らない間に貼られた不明なリンクを被リンクとして認めないようにすることができます。
Googleがこのツールを提供しているところに、いろいろと憶測が生まれるわけですが、
少なからず、質の悪い被リンクが意図しない形で影響している可能性があるということを認めているのではないかと思います。
また、このツールを使ってもらうことで、「質の悪い被リンク」を炙り出すことができるという、
ユーザーを使って悪いやつらの存在を通報させるような仕組みを作り出しています。
これを意図していたとしたら、この辺がGoogleのしたたかなところですね。

個人的にはあまり気にしていません。
というか、これできちゃったら問題でしょｗ。
検索結果の順位自体に信頼性が無くなる。
まあ、今もあるとは言えませんが・・・ある程度最適化はされているとは思います。
検索順位に完璧はないので、いかに最適化するかという中で、
自分の順位がその誤差の振れ幅におさまっているとしたら、気にするほどのことでもないかなと。
多少なりとも影響することは無いとは言い切れませんが、
それに対抗する処置も同時に生まれてくるでしょうし、
先ほど話したように、Googleが簡単には許さないので、
時間をかけて対策をする暇があったらもっと良記事を書けるようにしようかなと思ってます。