まだの人は急いで設定!GoogleAnalyticsの過去のデータが消えないための設定方法


最近キーボードを変えました。
過去歴代Microsoftが多いので、今回もMicrosoftにしました。


しかーし!まだまだ慣れない・・・・数日使ってるけれど慣れる気配がない・・・
ブラインドタッチできる方だと思うけれど、もっと正確に打てないとだめなのかも。
真ん中にある空間が左右の指の動きを制限してくる。
自己流のため、これまで「Y」とか左手で打ってたんだけれど、この構造では否応なく右手で打たないといけない。
この指の動きがイラーってなるし、うち間違いとか増えたので何度も戻って書き直し。
タイピングのいい矯正道具にはなると思うけど、通常のキーボードが次は使いにくくならないか不安です。

先日欧州でGDPR(後述)が施行され、GoogleAnalytics上でもデータの扱いに対して変更が行われました。
GoogleAnalytics上でのデータ保持期間が設定できるようになったので、過去のデータを保存しておきたい人は忘れずに設定しておきましょう。

26ヵ月から前のGoogleAnalyticsデータが消えた!?

5月25日に施行された欧州のGDPRの影響でGoogleAnalyticsのデータの扱いが変わりました。
ここ数週間で見かけた人も多いと思います、こういうの。
analytics
今後GoogleAnalyticsのデータ保持期間は何も設定をしなければ26ヵ月となり、それ以前のデータは消えてしまいます
ブログでこれに関する記事書くのが遅くて、何もしていなければ5/25でデータはすでに消えてしまっていると思うけれど・・・・、それはあきらめてこれからのデータを残す設定をしておきましょう。

5月25日、欧州で施行されたGDPR

GDPRというのは、General Data Protection Regulationの略で日本語では「EU一般データ保護規則」と呼ばれます。
EU内の個人を特定できるような情報の扱いに対して制限と、そしてそれを破った場合には重い罰則が科されます。
これはEU内の規制ですが、EU圏外であってもEU内の個人の情報を持つ会社はGDPRの影響を受けるため、
グローバルで展開しているGoogleのような会社は対応をする必要があります。
もし、日本の企業でも1人でもEU内の顧客が存在すれば規制の対象となります。
EU圏内に住んでいる人ではなく、一時的でもEU内にいる間はその規制の対象となります。
出張で日本人がEU県内に行けば、その時にやり取りされる情報は規制の対象になるので、
例えばEU圏内で日本のショッピングをする可能性があるとするとたぶんそれも対象になるのかな。
なので、日本人だから関係ないってことでもないのでしっかり知っておいた方がいいでしょう。
データの扱いについてEU圏外であっても「十分制認定」をされれば個人情報の扱いができるようになります。
日本は「十分制認定」されていませんが、認定に向けてすすめているとのこと。

GoogleAnalyticsのセッション数とかは消えない

GoogleAnalyticsのデータが消えるというと大ごとのように感じます。
僕も初めは早く設定しないとやばいーってな感じで対応しましたが、
実際のところ普段一般的に使っている情報っていうのは消えません
例えばセッション数とか流入経路とか離脱数とかそういった普段見ているようなデータですね。
規制の対象となるのは「直接的、間接的に個人を特定出来うるもの」で、これらは該当しないからです。
逆に影響を受けるのは、イベントやユーザーエクスプローラーなど少し高度なデータです。
ユーザーの行動を監視するために利用されることの多いデータで、これらは規制の対象となります。

アクセス数を知りたいとか、離脱数を知りたいとかそういったのはデータとして残るので安心してください。

GoogleAnalyticsのデータを無期限にする方法

とはいえ、どのデータが消えるのか不安、できるなら全てのデータを残しておきたいというのはあると思うので、GoogleAnalytics上で無制限にデータを残す方法を紹介します。
全く難しくはないので、これ見てとりあえず設定しておきましょう。

左下の「管理」から入ります
img
次に、[プロパティ]-[トラッキング情報]-[データ保持]へ
img
「ユーザーデータとイベントデータの保持」の画面になるので、
「ユーザーデータとイベントデータの保持:」の欄でデータの保持期間を選択。
ここで、「自動的に期限切れにならない」を選べばデータはずっと残ることになります。
img
たったこれだけ、簡単です。

欧州を中心に個人情報の扱いはこれからも厳しくなってきそう。
今後は「ePrivacy規制」のような、クッキーを利用した情報収集に対してもさらに規制が厳しくなります。
Adwordsとかの分析可能なデータにも影響が出るかもしれませんね。
オンライン広告業界なんかはもろに影響受けるので、広告のパフォーマンスや市場にも大きく影響を与えそう。

この記事書いている間もキーボードにイライラ。
何度も何度も文字を書き直して通常の1.5倍くらい時間かかってるじゃないかと。
頭に浮かんだものをテキストに変えるのに間違いが多いとどうもリズムが狂う。
とりあえず慣れろですので、しばらく使い続けます。
キーボード自体はいいものなので文句は言いませんが、どうしても慣れなければキーボード変えるかも。
まだ1週間たってないしね、もう少し様子見です。

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