メインサービスの売り上げアップに全く違う角度でアプローチ。ココイチの例。


ブログを流し読みしてたらこんな記事。

ココイチが急速に“マンガ喫茶化”しているワケ

確かにそうだ、事務所の近くにココイチがあるのでよく通るけど、外から見てもわかるくらいに漫画が増えてる。
事務所は大阪の中心で完全に都会に位置しているので、周りの店もゆっくりできるところが少ない。
漫画が置いてあるとゆっくりしていってくださいというメッセージにも受け取れる。
席も広くなってコンセントもあるなんて、なんて素晴らしい。知らなかった。
全店ではないけれど、事務所近くのココイチも久しぶりに行って見てみよ。

ココイチのフィッシュカレー

長居ができる店っていうのはお客にとってはありがたいことだけれど、
あまりに長く居られると店としては回転率が下がるから本当は困るはず。
とはいえ、混雑してる時に一人ゆっくり席を占領できる精神の持ち主ってそうはいないから、お客が多い時にはそれなりに回転するんだと思う。
スタバみたいに一定の席のみコンセントを設けて、一定の回転率を保ちつつゆっくりできるということをアピールするのもいいね。
初めはコンセント目的で通ってるうちに、そうでないときも使うようになってくる。
知らぬ間にそこが自分の居場所になっている。

ココイチに関しては、漫画読めるってリピート率上げるのにとてもいいと思う。
漫画は読み始めたらやっぱり次の展開が気になるし、読み切れなかった分は次の来店につながる。
今日は昨日の続き読みに行こうという気分でカレーを食べに来てもらったらそれでいいと思うし、ビジネス街なんかだと1日でがっつり読む時間を持ってる人は少ないだろうから、何度も来店してくれる。
うまいタイミングで置く漫画を変えていけば、客単価が上がってくると思う。
期間限定で漫画を置いたり、それをホームページとかで告知したりって話が飛んできたけど、そんなしくみもいいかも。

毎日同じ場所で昼を食べてると、
「なに食べる?」「なんでもいい」
みたいな人多いし、
たとえば松屋にするか吉野家にするかココイチにするかっていうのは、
気分的なもので変わるぐらいに微妙なバランスなので、
こうやってカレーをたべるきっかけを作ってあげると、
漫画を読みたいから、
「まあ今日もカレーにするか」
みたいな流れになる。

全部妄想だけれど、ココイチの漫画を置くっていう取り組みはいいと思う。
客層は限られるけどねー。ファミリーでは行きにくい。

どの漫画を置いたときに人がたくさん来るかとか、この漫画を読んだ人はこのメニューを頼んだとか、
いろんなデータを取って学習させて、それをもとに置いておく漫画を決めるとかするとおもしろそう。
最近、機械学習の勉強してるからかこういうこと考えちゃう。

メインとなるサービスが魅力的でないと意味は無いけど、今売れている商品をもっと売るためには、全く別のものを組み合わせるのもいいね。

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