2016年1月12日で古いIEのサポート終了。これで古いブラウザのこと考えなくてよくなる。


IEが古いバージョンのInternetExplorerのサポートを終了すると発表

去年の8月にMicrosoftはInternet Explorerのサポートポリシーを「2016年1月12日以降は各OSの最新版のIEのみをサポートする」と変更しました。
私たち開発者にとったらうれしい話。
ホームページを作るときに、新しい技術は古いバージョンのブラウザではうまく表示されないっていうことがあるので、
閲覧してほしい対象のユーザーに合わせて、
古いブラウザでも見れるようにページを作らないといけないんだけれど、
新しい技術をお客さんは求めていたりするし、私たちも新しい技術で何かをしていく方が楽しい。
こんなことをしたいってことがあって、それを最新の技術では簡単にできたとしても、
古いブラウザで見ている人もいるので・・・ということであきらめることもある
これはホームページに限らず、ソフトウェアでもOSによってそれぞれ対応しないといけないので大変。
WindowsだっていろいろなOSがあって、ソフトウェアを開発する人はどれでもきちんと動くように作らないといけない。
だから、MicrosoftがWindowsのバージョン〇をサポート外にしますというと、もう対応しなくていいってほっとするんです。

ということで今後はIEについては最新バージョンのみをサポートしていけばいいということでだいぶ楽になります。
また、このサイトポリシーの変更は

  • セキュリティ対策
  • 開発や検証の負担軽減
  • 最新技術への対応

といったところが主な理由で、
ChromeやFirefox、Opera、Safariといった乱立するブラウザ同志でもできるだけWEB標準に従っていけるようにという意向もあるようです。
そ、バージョンだけじゃなくてブラウザでも技術が異なってたりするので、大変でした。
IEとしては古いバージョンをずっとサポートすることによって、これらの足を引っ張るような形だった。
でも、これからは最新バージョンのみということでより足並みを合わせやすくなります。

この辺の話についてYahooへのインタビュー記事があります
なぜヤフーは古いIEのアップデートを促したのか

今のブラウザシェアの状況

そもそも今どれくらいのブラウザの状況なんでしょう。

日本だとこんな感じ

日本でのブラウザシェア

ちなみに海外だとこんな感じ。

世界でのブラウザシェア

日本はまだまだMicrosoftやYahooが強かったりしますが、
海外はChromeが強い。
検索だってGoogleが強くて、日本ほどYahooを見ている人は多くありません。

IT系とかパソコンに強い人はGoogle系(検索とかブラウザとか)と言われています。

YCOMのホームページの閲覧ブラウザ

ちなみに、弊社のホームページのブラウザ状況を調べてみたら

  • Chrome  52.55%
  • Internet Explorer  20.12%
  • Safari  13.81%
  • Firefox  8.41%
  • Edge  2.70%
  • Android Browser  0.90%
  • Opera  0.90%

みたいな感じ。
ホームページ制作のサイトだからChrome比率が多いのかな。

  • 11.0  83.58%
  • 10.0  7.46%
  • 9.0  5.97%
  • 7.0  2.99%

IEも比較的新しいバージョンを使っている人が多い。
なので、弊社のサイトとかだとあまり古いバージョンを意識しなくてもいいかも。

IEが古いバージョンをサポートしなくなったことによって、
WEB上の各サービスもますます面白い表現が増えると思います。

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