アクセスを増やすのと、コンバージョンを上げるのはどちらを優先すべきか


前回はまずはとりあえずひたすらブログを書いていくといいっていう話をしました。

怠けものでも確実にブログやホームページのアクセスを上げていく方法。

需要のありそうなキーワードを調べたり、記事の質を上げたりっていうのは後でもいいということで、
とりあえず書きたいように書けばいいんです。

人によっては、きちんと下調べして書きましょうという人もいます。
キーワードを調べたり、書く記事をきっちりと設計しないと、せっかく書いても効果がないから、
事前にきちんと準備することで、無駄な記事を書かなくてよくなる。
これはすごい重要で、ブログ運営の戦略によってはそうしていかないといけない場合もあります。
ただ、この事前準備はやっぱり面倒。
ブログ初心者の人とかにはなかなか難しくて、準備の段階で音を上げてしまうかもしれない。
それで書けなければ本末転倒、書けたとしても長くは続けられないかもしれない。
ということで、まずはテーマに沿って書ける範囲で書き始めましょうと提案しました。

で、ホームページとかで例えば問い合わせが欲しいとか、商品を売りたいとか目的があると思いますが、
そういった目標を達成することをコンバージョンさせるといいます。
コンバージョンするには、超簡単に考えると、

アクセスを増やす ⇒ アクセスしてきたユーザーに購入してもらう

アクセスを増やすのはSEOとか広告、
購入するなどのコンバージョンはページやサイトの改善となります。
内部施策というのはコンテンツを改善して離脱率を下げたり、閲覧時間を延ばしたりとかです。
この両方をしないといけないんですが、アクセスを増やすのとページの改善とをどう対応していけばいいかという話です。

結論から話をするとアクセスを増やすことが先。
もちろん両方並行するのが一番いいですが、どっちかと言われるとアクセスが先。
なんでかっていうと、内部施策っていうのはアクセスしてきた人に対してしか影響がないからです。
5人しか来ないサイトだったら、その5人のために時間をかけて改善のアイデアを出して実行します。
5人しか来なければ、そこから契約に結び付くのって稀だし、全員契約になったって5人ですよ。
上限が5人ってことで、それに対してかけられる時間って限られるでしょ。

例えば、100人来るサイトだとしたら同じように対応をしたら100人の人に対して影響する。
100人のアクセスがあるからって、改善にかける時間があがるわけじゃないですよね。
1人だろうが、100人だろうが、1万人だろうが改善にかかる時間は同じです。
だから、たった数人に何日もかけてページを改善している暇があれば、
まずはアクセスを増やす方に力を入れましょうということです。
たくさん人が来るようになれば、数日で改善したページの効果がアクセスしてきた全員に対して影響があります。
数日かけて改善した価値があるかもしれませんよね。

今は時間で考えたけれど、コンバージョン率が2倍になるような改善が行えたとします。
月300人で5人の契約があるとします、300人は毎日10人ほどのアクセスだと考えてください。
毎日100人来るようになれば、アクセス数は月に3000人で契約は50人です。
この時に、あるページを改善してコンバージョンを2倍にしたとします。
コンバージョンを上げるためにすることは、月に300人であろうが3000人であろうが一緒。
だけれど、月300人の場合は契約が5人→10人で、月3000人の場合は契約が50人→100人となって、
それぞれ月300人では5人増えた、月3000人では50人増えたってことになる。
同じことをしているのに、アクセスが多い方が断然効果も上がっているでしょ。

もう1点はアクセスの解析の精度の話。
例えば直帰率とかページの閲覧時間とかっていう指標がありますよね。
これらって、100人のアクセスがあればその100人の平均なんですが、
平均ってサンプル数(この場合はアクセス数)が多いほど精度が高くて、サンプル数が少ないと精度は悪い。
2人しか来てないところだと、その2人が直帰したから直帰率100%になる。
この100%はたまたまの数字で、別の日に図ると直帰率0%になる可能性もあるよね。
滞在時間も人数が少なかったら一人が長い時間放置していたら、それだけで滞在時間が上がってしまう。
これは、ホームページを作ってアクセスが少ないときにおこりがちだけれど、
運営者が頻繁にアクセスするから、運営者のデータも入っってしまってデータが異様に良い結果になる。
運営者のデータが含まれるから滞在時間は長いし、ページの閲覧数も多い、直帰率は少ないってね。
アクセスが少ないってことは、アクセス解析のデータ自体に信ぴょう性がないから、
あまり改善のヒントにはならない。
ABテストとかしたって、何か月も回さないと結果が出ないとかじゃテストにならないよね。

ページの改善をしてコンバージョンを上げるのはとても大切なんだけれど、
改善するための解析データは短期的ではあまり信頼できないし、たまたまの要素が強い。
一生懸命改善したページの影響はそれほどでもない。
そういう状態では、やることに無駄がすごく多くなります。

なので、とにかくまずはアクセスを増やすこと。
それができれば苦労しねえやって言われそうですが(確かにそうだし)、
まずはコンテンツを増やしてアクセスを上げましょう。
アクセスを増やすことをしないままに改善するのはすごい無駄が多くなるので、
まずはアクセス増をしつつページの改善をしていきましょう。