地図の素材を無料でダウンロードしたい。でも、仕事(商用)で使って本当に大丈夫なのかが分からない」——地図素材を探すときに、いちばん引っかかるのはここだと思います。
このページでは、日本地図・世界地図をベクター形式(SVG/AI/EPS/PSD)でダウンロードできる無料サイト11か所を紹介します。
あわせて、「著作権フリー」と書かれた素材を商用で使う前に確認すべき4点を先にまとめました。
先に結論:「著作権フリー」=何でも自由、ではありません
素材サイトで見かける「著作権フリー」という言葉は、著作権が消滅している(=完全に自由)という意味ではないことがほとんどです。
実際には「その配布元が定めた利用規約の範囲内なら、無料で使ってよい」という意味で使われています。
そのため、同じ「無料」でも、サイトによって商用利用の可否・クレジット表記の要否・加工の可否が変わります。
ダウンロード前に確認する4点
| 確認する項目 | 何を見るか | つまずきやすいポイント |
|---|---|---|
| ① 商用利用の可否 | 会社サイト・チラシ・商品に使ってよいか | 「個人利用は無料/商用は有料」と分かれている場合がある |
| ② クレジット表記の要否 | 配布元の名前・リンクの掲載が必要か | 無料プランだけ表記が必須、というケースが多い |
| ③ 加工・改変の可否 | 色を変える・県を塗り分ける・一部だけ切り出す | 地図は「塗り分け前提」なので、ここは必ず確認したい |
| ④ 再配布の可否 | 素材そのものを配る・テンプレートに同梱する | ほぼ全てのサイトで禁止。制作物に組み込む形で使う |
利用規約は改定されます。
ここで紹介するサイトも、公開当時と条件が変わっている可能性があります。
実務で使うときは、必ずダウンロード元の最新の利用規約(Terms/ライセンス表記)を自分で確認してください。
以下の紹介は「どんな形式で手に入るか」の案内であって、商用利用の可否を保証するものではありません。
用途別・どのサイトを見ればいいか(早見表)
| やりたいこと | 見るサイト | 主な形式 |
|---|---|---|
| 対応エリアを都道府県で塗り分けたい | 白地図専門店 | PNG(無料)/ベクターは条件あり |
| 日本地図・世界地図をまとめて確保したい | MAPAC | EPS |
| 海外の国・地域や市区の白地図が欲しい | d-maps.com | SVG/AI/PDF/GIF/CDR/WMF |
| 標準的な世界地図をベクターで使いたい | Accurate Vector World Map | EPS/AI |
| デザイン性の高い世界地図(背景素材)が欲しい | Vector World Map background ほか | PSD/ベクター |
| Web で拡大しても劣化しない地図にしたい | Wikipedia の白地図(SVG) | SVG |
ホームページでマップを使う場合、Google マップを埋め込むことが多いと思います。
ただ、サービスエリアや対応地域のような「ざっくりした範囲」を見せたいときは、イラストの地図のほうが伝わります。
基本はベクター素材(SVG・EPS・AI など)でダウンロードできるものを集めました。
画像データではないので、色・サイズ・境界線などを自由にカスタマイズできます。
地図は図法によって比率が変わり、境界線の細かさで印象も変わるので、用途に合うものを選んでください。
無料で使える日本地図(PSD、AI、SVG)
日本地図が必要になる場面は多いです。
サービス提供地域や配達可能エリアの表現によく使われます。
こういうものです。
白地図専門店
世界地図はほとんどの形式が無料、日本地図の SVG などのベクター素材は有料ですが、PNG 素材は無料でダウンロードできます。
都道府県単位のちょっとした図であれば、PNG でもサイズ的に十分使えます。
このサイトの面白いところは「白地図ぬりぬり」という機能です。
オンライン上で地図に色を塗れるので、ペイントソフトが使えなくても塗り分けができます。
MAPAC
日本地図・世界地図の両方があり、EPS ファイルでダウンロードできます。
まずここをブックマークしておけば、たいていの場面は足ります。
d-maps.com
京都の地図だけでもご覧のとおりです。

形式も GIF・PDF・CDR・SVG・AI・WMF と豊富です。
無料で使える世界地図(PSD、AI、SVG)
世界地図編です。
海外展開している企業のホームページや、ネットワーク・拠点の表現に使えます。
Accurate Vector World Map(EPS・AI)
Vector World Map(AI)
Vector World Map background(PSD)
BlankMap-World6-Equirectangular.svg(Wikipedia)
Wikipedia の素材はファイルごとにライセンス(CC BY-SA・パブリックドメイン等)が異なります。
ファイルページのライセンス欄を必ず確認してください。
World98.svg(Wikipedia)
これらの世界地図素材は、20 Free Vector World Map Templates (AI, EPS & SVG) でも紹介されています。
World map global network design(Freepik)
Global world map continents globe(Freepik)
Trasure map vintage design(Freepik)
アウトラインをデフォルメした、子ども向けサイトに合いそうな素材です。

※ Freepik の素材は、無料プランで使う場合にクレジット表記が必要になることがあります。
ダウンロード時に表示されるライセンス条件を確認してください。
形式の選び方(SVG・AI・EPS・PSD・PNG)
| 形式 | 向いている使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| SVG | Web ページに直接置く。拡大しても劣化しない | CSS・JavaScript で色や動きを付けられる |
| AI / EPS | Illustrator で塗り分け・加工して書き出す | Illustrator がないと編集しづらい |
| PSD | Photoshop で背景・合成素材として使う | 拡大には強くない(ラスター中心) |
| PNG | 都道府県単位など、小さく使う | 拡大するとぼやける。透過は可能 |
ベクター素材は Photoshop・Illustrator のどちらでも配置して使えるので、どの形式でダウンロードしても流用は効きます。
Web で使うなら SVG にしておくと、どのデバイスでもきれいに表示できます。
「素材を探す」より先に決めたいこと
地図素材でつまずくのは、たいてい素材そのものではなく「何を伝える地図なのか」が決まっていないときです。
対応エリアを見せたいのか、拠点を見せたいのか、配送範囲を見せたいのかで、必要な地図も塗り分けも変わります。
そこさえ決まれば、上のサイトのどれかで足ります。
ホームページに地図・エリア表現を載せたいけれど、ライセンスの判断や実装まで含めて任せたいという場合は、お気軽にご相談ください。
【要・社長確認:内部リンク先の最終決定——① 地図の実装解説記事(想定 p=5807)② 制作サービス /service/ ③ 問い合わせ /contact/。B-002 の CTA ルールと重複しないよう、web-hanasaka 側の実装方針と突き合わせてから確定してください】







