感動するデザインについてだらだらと・・・・ついでにデザイナー募集


僕は今はデザイナーではないですが、一時期はデザイナーの仕事もしていました。
デザインは好きだし感動できるタイプだけれど、そういうものを作ろうと思ってももちろんできなかった。
頭で考えたことがうまく形にならない、そもそも感性やセンスが磨かれていない(頭の中のデザインの時点でセンス悪い)。
まだまだ努力が足りなかったんですね、でその努力の時間も今は取れなくなってあきらめておりますが。

良いデザインって何かといわれると定義は難しいけれど、
単純に僕が好きなデザインとか、世間一般がかっこいいとかきれいとか言われるデザインを良いデザインとすると、
それを簡単に作ってしまうすごいデザイナーっていうのがいて、音楽とかと同じでセンスの部分はすごく大きいと思う。
まあ、努力というか鍛錬でセンスとか感性ってある程度磨けるもんだとも思いますが、先天的なものも大きいとも思います。
デザイナーが彫刻の1ミリを削るのに何にもかかったという話があります。
1ミリを削るのに何日もかけるのです。その1ミリどこを削るか決めるのに何日もかかったというのが正しいです。
センスとそのこだわりでいいものができるんだと思いますが、このこだわりの部分を見てもらえないことも多いですよね。

デザインってむちゃくちゃ奥が深くて、
同じものをまねしたって同じにならない。
一見同じに見えてもなんか感じるものが違うんです。
たぶん機械が判定したら結果は違うんだろうけれど、
人間には錯視っていうのがあって、脳が生きるために都合のよいように勝手に解釈しちゃう。

このサイトとかすごい面白かったんだけれど、
いくらなんでもダマされすぎ!脳みそを刺激する錯覚の画像25選

錯覚実験-14

錯覚実験-21

わかってても騙されますよね。
人間は絶対的な判断は苦手だとよく言われます。
スーパーで十円の違いに悩んでる人が、レストランでは平気で百円高いものを選びます。
高い買い物をしたらオプションで数千円のものを付けちゃうし、
高速道路から降りたら時速50キロが遅く感じます。

子供番組でもやってたんですが、

錯覚実験-22

これなんかはレイアウトのことを考えるのにいいと思います。
ホームページで同じようにフォントを使ってるのになんだか自分のは目立たないとか、
デザインはこっちのほうが凝ってるのに、なんかあのボタンはかっこいいとか。
理屈ではわからないデザインの良し悪しってこういうところにあるのかもしれません。

すごいデザイナーが作ったデザインって、
なんだかわからないけれどとてもきれいで心地よくて、
見てて感動すら覚える。でもそれがなぜかはわからない。
別に人工的なものじゃなくても、さくらを見てみんな感動するし、
沖縄の海を見たらその色に感動するし。
何が自分を感動させているのかわからないけれどとにかくきれいですよね。
どこにその感動のものがあるんだろうっていつも考えますがわかりません。

デザイン初心者向けにある、
色の組み合わせツールとありますが、
あれをそのまま使っても感動しないんです。
セオリー通りで正しい色使いなんだろうけれど、感動しない。
やっぱりそこに何かがないんだろうなって思います。

それっていったい何なんだろう・・・って思うんですが、
それは僕にはわからないのですがそれが欲しい。
その何かを出せるすごいデザイナーさん募集しております!

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