勇気をもって削ってみよう。ホームページの改善に大切なコンテンツの整理。


ホームページのコンバージョンを上げるために、ホームページの改善は欠かせません。
一生懸命ホームページを良くしようと、内容をどんどんとご提案いただく方もいて、
そういったやる気のあるお客さんのホームページは間違いなく成果は上がってきていますが、
私を含めて意外と見落としがちなポイントがあります。

内容は増やすだけではなく、削っていくことも大切です。
ホームページを良くしていくときに、どうしても内容を増やすことが中心になりがちですが、
いらないものを削ることも考えてみましょう。

ホームページの内容の更新を続けていると、どんどんとページと内容が増えて複雑になっていきます。
ページ数が多くてどこに目的のものがあるのかわからなくなって来たり、同じようなページが複数存在する。
ページに文字が多すぎて読みにくくなったり、1つのページにいろいろなことが書いてあって、
結局何が言いたいのかわからないとか。
情報を足すことばかりにとらわれてしまうと、気が付くとこのような状態になってしまいがちです。

意図的に削除する内容を考える時間を作ってみましょう。
せっかく書いた情報を消すのってなかなかできないものなんですが、
いらない情報を削除すると

・内容がシンプルにわかりやすくなる
・テーマにぶれがなくなって、一貫したストーリーに
・読みやすくなるので最後まで読んでもらいやすい
・最後まで読んでもらえればコンバージョンにもつながる

Appleのスティーブ・ジョブズのポリシーの「シンプルであれ」です。
余計なものは邪魔になります。
シンプルであるからこそ伝えたいことが伝わるんですね。

足して引くを続けていきましょう。
10足して大事な1だけを残す。
はじめに書いた記事は10のボリュームで大切なことは1つかもしれません。
ただ追加するだけでは、100のボリュームで10の伝えたいことになります。
その都度いらないものを削ることができれば、10のボリュームで10の伝えたいことになります。
もちろん、どれが大切かというのを見極めること自体が難しいのでこんなにうまくはいきませんが、
10のボリュームで5の大切なことを伝えれられます。
たくさんの複雑なコンテンツで少しの言いたいことは伝わらないですが、
少ないコンテンツでも、洗練された大切な内容が発信されているページは読みやすく伝わるホームページです。

せっかく作った内容を消すのって勇気がいります。
ですが、ホームページを改善するうえで、削除するということも頭に入れておいてくださいね。

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